PROCESS
製造工程について
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■受け入れ・選別
各所から持ち込まれたさまざまな種類のウレタンを選別します。生産品によってウレタンの種類を使い分けるのが目的で、ここまで徹底して選別しているのは業界内でも珍しいです。第一物産が誇る品質の高さは、材料が運び込まれたときから徹底して管理することで実現しています。
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■粉砕
私たちのもとに運び込まれたウレタンは、さまざまな大きさ・密度・硬さのものがあります。それを細かく砕いて成形しやすくする工程が粉砕です。ウレタンをコンベアに乗せて異物の有無を確認しながら専用の粉砕機に投入して粉々に。どんなに小さな混入物でも見逃すことはありません。
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■攪拌
粉々になったウレタンチップを撹拌機に投入したあと、バインダーと呼んでいるウレタン樹脂を噴射・塗布します。バインダーの種類や量はウレタンチップの種類や重さ、生産品に応じて使い分けを行っています。温度や湿度の影響を受けやすく、マニュアル通りに進めたとしても望み通りの成果を得られるとは限りません。高温で湿度の多い梅雨の時期と冬期では成形可能な時間も変わってしまいます。周りの状態を見極めて配合することが重要です。
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■成形
バインダーが塗布されたウレタンチップを成形機に入れて高い圧力をかけます。同時に高温の蒸気で熱することで、ウレタンチップが結合。強度と柔らかさを兼ね備えたひとつの成形品ができあがります。更にさまざまな加工をすることで完成品になっていくものもあります。
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■バーチカル・型抜き(加工)
バーチカルは、成形された大きなウレタンマットを定められた大きさにカットする工程です。最初はフカフカで柔らかいウレタンも、成形されれば様々な硬さに。それを専用のカッターなどで型抜きができるサイズに切り分けます。カットされたウレタンはプレス機で切断。クッキーをつくるときに、生地を型で抜き取る要領で製品を加工します。
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■検査・出荷
完成した製品の外観に傷などはないか。異物などは混入していないか。大きさや厚みも規格を満たしているか。さまざまな項目をチェックしていきます。不適合品はスタッフが修正するなどして良品に仕上げることも。徹底した検査を実施することで、お客様に良品を安定的にお届けしています。